2013/12/27

冬休みに入る前に・・・!





















12/17より学生は冬期休暇に入りましたが
学校の冬期休暇は明日から1/5(月)までです。



休みに入る前に 後期提出された作品を展示する!
と決めていたので 午前中にズラズラ~と並べてみました^3^ ★


今回展示した作品は【2年コースワーク】と【1年演習】 の授業作品より抜粋。
この二つの授業は 各自の企画に基づいて制作する課題が多く
提出される作品の形態は 立体 平面 サイズ 点数 ・・・と ばらばらです。


作品に目が行く順番 高さ 並び順  それから全体の印象
・・・と考えながらの展示作業は 意外と頭を使うんです^^;


授業では課題は制作して提出・・・となりますが
作るだけでなく 作った作品を見てもらうイメージをすることって とても大切。
どんなに必死に作ったとしても 見せ方で作品そのものの印象が変わってしまうからです。


2月には学校展もあるので 年明けにはその辺りも展じっくり相談したい思います^O^





午後は作品と一緒につけるキャプション制作をして完成させて
全体の様子をお伝えします*

2013/12/26

作品紹介【飛び出す絵本】

昨日に引き続き 選択授業 紙工から【飛び出す絵本】
の作品を 一部ご紹介します♪



 
 




水彩画の「にじみ」を生かして 不思議で美しい模様が印象的。

矢印を手で引くと キャラクターが「歩く(動く)」 
ページをめくると開く角度によって 木が「起き上がる」 

大きな木からは雫が下がっていたり 葉っぱの部分も中心から
重なるように外に出ているので より立体的に見えます。





















こちらはブタちゃんたちが主人公^@^

ページをめくると開く角度によって 「起き上がる」動作に加え
切り込みからブタちゃんが覗いたり 草の茂みに隠れたり
奥行きがあります。

文字は文章としては入って来ませんが
ポイントで英語のタイトルが取り入れられています。




























夢追うバクのお話がベースになった絵本。

矢印部分を引っ張ると 小さな窓から違う絵柄が登場。
一番盛り上がりを見せたい部分はページの綴じ方を変え
扉のようにめくる「観音開き」を取り入れています。

夢の中へ入っていく という動作に合っている仕掛けですね。





飛び出す絵本のしかけ部分は 
それぞれ実際にある本から研究して 基本的な動作の仕組みを学びます。

そこから自分のイラストに合わせて設計を立てて行く作業。

使用する紙の硬さや厚みでも張りかたが変わります。



出来上がった作品も大切ですが
「研究する時間」が制作力を上げるポイントの授業です^^ 




2013/12/25

メリークリスマス♪

今日はクリスマスですね♪

学校は冬休みに入って学生がいなくて し~ん・・・ としていますが
作品たちをご紹介します!


今日ご紹介するのは
2年生の選択科目 「紙工」 の授業の作品 。
紙工では 紙を加工する技法を学び 
それぞれのテーマに合わせて作品として仕上げます。





【シャドウボックス】

ひとつのイラストや写真を元に パーツごとに紙を貼り重ねて層をつくり
立体的に魅せる技法です。
この技法を使うともともと平面だったものを 
飛び出させる または 奥行きを持たせることができます。






















横から見ると こんな感じで層になっています。
貼り合わせている枚数は 雪だるまの部分は2枚 トナカイとサンタの部分は3層

なので サンタの方が飛び出して見えるんです。











































こちらはちょっと不思議な雰囲気の漂う作品ですね。

サンタの作品と比べると色の暗さ深さも加わって奥行きのある仕上がりになっています。



























こちらは 物語を感じますね~。


良く見ると額の外にアジサイが出ているので
キャラクターの大きさが良く表現されているように見えます。



























どの部分を立体的に また 奥行きを持たせるか
パーツごとに頭を使って考える作業が大変ですが
試行錯誤して手を動かしながら形にしていきます。

今回は自分の作品をシャドウボックス化しましたが
写真などでこの技法を使うと また違った楽しさがあるんですよ^^♪






















2013/12/18

後期授業最終日!

本日、後期の授業が全て終了しました。
本来は先週水曜日だったのですが台風で休講になった授業の振り替えで
今日が本当の最終日。


















こどもデザイン学科2年の選択授業 「陶芸」


授業では 

土に触れ握った形を確かめる ファクツーラ
手びねりでつくる 湯のみ
鋳込みでつくる オブジェ

という流れで 基本的な技法を学びながら
土の特性を知り 触っていく中で感覚を覚えていきます。
土を通して可能になる造形の表現方法を身につけます。


















オブジェは上薬がかかっている段階です。
この後 釜に入れ焼いていくのですが 焼くとサイズが少し縮みます。

白っぽく見える色は 焼きあがると何色になるでしょう・・・?
来週できあがるので お楽しみにー^^



最後の作業を終了し 15時からの講評会に参加してきました*

最後はみんなで作った作品を使ってドリンクを飲んでみましょう。











 ・・・どんなかんじ?

「大きい」「飲み口が厚い」「形がちょっといびつ」

使ってみると 使い勝手によって色々な意見が出ます。


使うことを目的として作られるものは 
使う人そして使い勝手を良くよく考えられている。

それをみんな実感していました。


でも やっぱり
自分で苦戦しながらつくった一点ものには愛着が沸きますね^^
























学生のみんな 後期授業お疲れ様でした!

2013/11/29

卒業制作 中間審査!

















今日の午前中は2年生のこどもデザインIIの授業があり
卒業作品制作の中間審査日でした!


こどもデザイン学科のテーマである 「こどもが笑顔になる!ものづくり」
そこを目指すために各自が掲げるテーマも それぞれに異なります。
中間審査では 制作の進行状況と着地点までの道のりを
プレゼンテーションし 伝えます。



















自分のキャラクターを育てるために
まずはとにかく沢山の魅力的なワンシーンを描く
に挑戦している安田さん。

デザインフェスタに個人で出展した際に 
キャラクターの持っている特性とターゲットのリサーチをかけ
そこから導き出された新たな一面も プレゼンの中で伝えていました。


















生活の中で一緒に暮らせる ぬいぐるみ をテーマに
女の子に愛されるぬいぐるみと洋服を中心とした 
グッズ制作を進めている斉藤さん。

企画の段階から形にするまではスケッチを重ね
鼻の位置 や 手足の裏部分にある刺繍 など
自分のこだわりをぬいぐるみの細部にほどこしていました。


















留学生の謝さんは 自分の絵を描くこと そして 絵本が作りたい!
という思いで日本に来ました。

今回は 大きなさがし絵に挑戦しています。

さがし絵は細かな描写の中にありったけのアイデアを込め
そしてゲームとしての展開方法を何通りも考えて組み立てる必要があります。

見る人にどれだけ楽しんでもらえるか? という部分は
自分が楽しい気持ちに乗って描いている部分からもにじみでるものです。

まだまだ完成までは描く時間が続きますが 絵が好きな情熱で継続してほしい!





こども学科の審査は 自分以外のメンバーのプレゼンも見ることの出来る
全員参加型 のスタイル。

プレゼンや講評を聞く中で他の人から学べることも とても多いと思います。


企画書提出から実際に本制作に移ると
クリアしていかなければいけない問題はいろいろな所から出てきますが
どのように考えて進めているか そして効果的か

整頓して言葉で伝える場面では 
一度冷静に自分のことを見つめなおすきっかけの時間になったのではないでしょうか。




さぁ 後期も残すところあと2週間。

2年間のまとめに向かう 大切な時間が続きます。

2013/11/08

ただ今 面談week! 

今週は 個別面談week。

加えて卒業学年の卒業制作プレゼンテーションに
進級学年は進級作品制作ガイダンス。
学科ごとに予定が組まれています。 


個別面談では学校生活のことから進路の相談などを中心に 
一人一人と話します。

卒業学年にあたる学生は 就職活動も平行して行っているので
とっても忙しい毎日ですが
今週中は 空き教室やPCラボを借りて有効的に活用して・・・
課題の制作を自主的に進めている学生の姿も多いですね~



【先週までの授業の様子をご紹介*^O^*】

 ★こどもキャラクターコース(2年・選択授業) 





















いつもはPCで描くことが多い 留学生の謝さん
今回は がっつりと!アナログ描写で挑みます。

日本の家の様子を色々調べながら 楽しい場面になって行く~





















ウサギのキャラクターは なにやら
いろいろな着ぐるみで変身するようで・・・

グッズへの展開が楽しみです。

















しっかり資料をみながら 本物を観察。
色や毛並みなど特徴を生かした絵作り。



★こどもグッズコース(2年・選択授業)















ミシンとロックミシンも 随分使いこなせるようになりました!
柄同士をつなぎ合わせ 間にレースを施して女の子らしく仕上げます。





















宮腰さんの作品完成しました^O^
前期に制作したトップス 後期に制作したボトムス(スカート)

襟元にはスカートの余り布地をつかった小さなコサージュをつけて
トータルコーディネートしてみます♪




★卒業作品制作(2年)


























大きな大きな作品の・・・大きな下準備!
寿さんは入学した時 「大きなもの(作品)が作りたいです!」
と言っていたことを思い出します。

ドリームシアターと言う名のセット作りが始まります。


立体の人形をつくるためにはまずイメージスケッチから!













PCを使って小さな家具の図面づくり



斉藤さんと宮腰さんは コンセプトや仕立ては異なりますが
二人とも「ウサギの人形」の制作をします。

人形づくりはこどもデザイン学科では人気があります。
小さいころから一緒にいて大人になった今でも愛着を持ち 
大切にしているひとも多いのではないでしょうか?

与えられたからだけではなくて、
どうして愛着があったのか?どこが好きだったのか?
というところから自分自身の記憶を分析することは
何か新しいデザインを提案していくための 大切な作業です。







ものとして作り上げていくことに力を注ぐのはもちろんのこと。
ですが ひとつひとつの形にこだわり どうしてこの形がいいのか?
問いかけながら 一番いい形まで追求する作業はもっと大切。

「自分が好きな形」 と 「こどもにとってわかりやすくて可愛い形」

そこがひとつに繋がっていくように 指導を受けながら進みます・・・*






2年間で学んだ様々な技法や素材の知識が
ふんだんに盛り込まれた作品達になりそうです!

続きをお楽しみに・・・★












2013/09/25

後期がスタートしています★

暑いあつい夏も終わり・・・
やっと過ごしやすい季節がきました!


こどもデザイン学科の学生は 
ありがたいことに今年もイベントで忙しい夏休みでした。

こどもデザイン(演習授業)初日には 1年生も2年生も
夏期イベントの振り返りやそれぞれの夏休みをテーマに 
近況を報告し合いました。

忙しかった 大変だった 達成感があった 喜んでいる姿を体感できて嬉しかった

色々な意見がありましたがどれも 皆共感できる思いがあり
来年へ活かせる部分も話し合いの中でたくさん見つかりました。


2年生は1年生へ 1年生は来年度の新入生へ。
そういう意思を感じられたのも この夏の成果の一つだと思います。




そしていよいよ 2年生は卒業作品制作の要項が発表され 
アイデアの提案からスタートを切りました。
卒業作品制作は 2年間の学校生活の集大成として作り上げる作品であり
自分と作品と向き合う数ヶ月になります。

学科のテーマとしては「こどもが笑顔になる!モノづくり」
その大きなテーマに向けて 一人ひとりがどのような考えを持って作品を提案するか?

そこにとても重きを置いています。


小さなアイデアも大きなアイデアも
どんな過程の中で形成されて行くか しっかり見守りたいと思います。




作品紹介:授業名【ブックデザイン】(2年)
「木を植えた男」「つみきのいえ」が題材です
フォントの印象や帯の使い方にそれぞれのアイデアが光る!



















y.taniai

2013/08/26

ハミングキッズハウスに参加しました!

8月18日の日曜日に東大和市ハミングホール主催の
こども向けイベント【ハミングキッズハウス】に参加しました。

作品展示とワークショップを展開し、多くのこどもたちと交流することができました♪

作品展は本来は鑑賞していただくことを目的としていますが、
そこは、こどもたちがお客さまです。手を伸ばさないはずはありません。
大切に作った作品もこどもにとっては、玩具に見えたり生活雑貨に見えたり
「どういう風に遊ぶかな」「どういう風に使うかな」で、引っ張ったり振ったりと
いろいろな行動をとります。

壊れてしまったら学生が悲しむだろかと先生も一瞬心配しましたが、
こどもたちのために作って、こどもたちに使わせないのも凄くヘンです。

いっぱい遊んでもらって、ある意味しっかり作品を楽しんでもらって
学科としても本望な作品展示になりました。
入ってきたらすぐです!
わぁ~と、オモチャのところで並んで遊び始めました(#^.^#)!


遊んでいる時のこどもたちって楽しそうというより
すごく真剣で、その眼差しがたまりません。
本当に真っ直ぐなんです。


 

今年も大勢の親子連れがやって来ました♪
学科のW.S最大の魅力は、こどもと学生が一組になって
制作にしっかり取り組むことができること。

2013/08/16

ハミングキッズハウス♪♪ 参加します!♪

ハミングキッズハウス 今度の日曜日に参加します!

東大和市民会館ハミングホールで開催する子供向けイベントです!
こどもデザイン学科では、普段の授業での作品や進級・卒業制作を展示するほか、
こどもたちに向けたワークショップを3チームに分かれて展開します。

建物の一部をお借りしてプレイルームもご用意しています。
是非、お近くにお住いの在校生の方、卒業生の方、遊びに来てください!!!








←誌面中央左側に学科の作品が
  載っています。













東大和市民会館ハミングホール

http://www.humming-hall.jp/category/information

★8月15日もオープンカレッジでした★

今回は、木製のオモチャをイメージして世界一柔らかいバルサの木を使って
赤ちゃん用のガラガラを作りました。

体験講座はお盆の15日だったけど、嬉しいことに大賑わい!

「ガラガラをたった2時間
という短い時間で制作しましたが、
見本(写真一番右)からオリジナリティある素晴
らしい作品に発展してびっくり!」と、
担当した先生もおっしゃるくらい可愛らしいガラガラが揃いました!
手で振ってみると違う音がします。

2013/08/10

★8月7日、8日のオープンカレッジ★

こどもデザイン学科、来年度の学生募集でオープンカレッジ展開しています。

8月7日は、絵本の中の1ページ「お話とイラストレーション」
絵本の創作に魅力を感じる人は、いつの時代にもいるものです。
お話を考えたい、絵もつけてみたい、でも、何処から始めたらいいか?
きっかけの1ページをつくる方法をレクチャーしました。


できあがったイラストで記念写真しました♪
 

どこに、
なにがあって、
だれが、
どうした…的な展開を考えて
1枚の絵を描きました。












8月8日は、自由にメイキング! 「Tシャツデザイン」
こども服のデザインも憧れを持って挑む人が多いです。
今回は、こども服というわけではありませんが、1枚の白いTシャツを
自分流にメイキング! 
糸で縫ったり、生地を貼りつけたり、絵を描いたり、スタンピングしたり
手法は様々で、工夫を重ねることが楽しい時間になりました。

こちらも、できあがったTシャツを並べて記念写真♪

2013/08/03

こどもデザイン学科のオープンカレッジ、スタートしました!!

 
2014年度の1年生の募集で、オープンカレッジ始まりました!!

オープンカレッジの目的は、普段の授業の様子を参加してくださった方に伝えること。2時間程度で楽しくできる制作をご用意しています。
教室には、授業の課題で制作した作品をグループ展のように並べました。見に来ていただけるだけでも嬉しいです!

オモチャ、ゲーム、生活用品など作りたい学生が多いですが、
色々な素材を理解して適切な表現ができるように技術を学びます。






グッズデザインを手掛けたい学生もいます。
企画やデザイン案はコンピュータワークですが、

こども服などは、楽しくチクチク縫うしかないです♪

絵を描くことが好き! という学生は、
キャラクターデザインをしてグッズ化したり、
挿絵を描いたり、お話をつくって絵本を作る人も多いです。
 
 
絵を描くにしても、モノを作るにしても、自分らしい表現が出来るようになると素敵ですね。

そして、デザインを仕事にするなら、それを必要とする相手がいて仕事が成り立つことを理解して、「2年間に学んだことを活かして働く姿になる」までを、学科としては力いっぱい応援したいと思います。

こどもデザイン学科に入ってきてくださる方を心からお待ちしています。